新書: 288ページ 出版社: PHP研究所 (2008/2/14) ISBN-10: 4569697119 ISBN-13: 978-4569697116 発売日: 2008/2/14 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
内容説明
現存する世界最古の国家、日本。その歴史はすなわち天皇の歴史でもある。本書では、神話の時代から平成の皇室まで脈々と受け継がれる壮大な流れを、朝廷の立場から概観。臣下に暗殺された天皇、怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、祈りで国を救った天皇、朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇…いかなる政権においても、天皇は意味ある存在だった。戦国乱世、幕末、世界大戦といった既知の事柄も、従来とは異なる視座により、新たな様相を見せる。明治天皇の玄孫である筆者だからこそ書き得た気鋭の作。
目次
序章 最古の国家「日本」
第1章 日本の神代
第2章 大和朝廷の成立
第3章 天皇の古代
第4章 天皇の中世
第5章 天皇の近世
第6章 天皇の近代
終章 天皇の現代
特別対談「開かれた皇室」は日本に馴染まない―寛仁親王×竹田恒泰
著者紹介
竹田恒泰[タケダツネヤス]
昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。平成10年(1998)、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。憲法学・史学の研究に従事。作家。慶應義塾大学法学部研究科講師(憲法学)、「特殊憲法学」(天皇と憲法)を担当。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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